本日、いつもの市川公民館にて、東北大学大学院教授の森先生が翻訳された「ツァラトゥストラはこう言った」について、直接の講座を受けることができました。
・全体の構成の成り立ち
・第四部の経緯
・ニーチェ思想の意義、そのトピックの詳細
・質疑応答 etc.
渡邊二郎先生の最後の高弟である森先生は、先生の追求した思想、その哲学的立場を忠実に継承し、特にハイデガーとニーチェの西洋精神史の中での重要性に思いを寄せて、その深淵な世界を分析されています。その中で今回、ニーチェ思想の集大成とされる「ツァラトゥストラはこう言った」を翻訳した内容を取り上げて重要な視点について解説していただきました。尚、別にこの書を読み解く形で解説本を講談社選書メチエにて『快読「ツァラトゥストラはこう言った」』が発行されております。
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