一部追加し増版された書籍のお知らせ

19世紀・20世紀のドイツ知的史研究の一環として、2006年11月17日から21日まで、明治大学で開催されたシンポジウムにて発表された論文集『Leben und Gescheite(訳:ライフアンドヒストリー/生と歴史)』の一部が追加発行されました。

この論文集に、門弟である久保陽一先生の論文が掲載されております。尚、当時渡邊二郎先生は体調不良により参加されませんでしたが、この本に収録されておりますので紹介させていただきます。

・Yoichi Kubo /Die Rekonstruktion des Lebens bei Fichte P.9〜23 (久保陽一/フィヒテにおける生の再構築)

・Jiro Watanabe /Transzendentalphilosophie und Philosophie des Lebens bei Friedrich Schlegel  P.43〜55  (渡邊二郎/シュレーゲルにおける超越論的哲学と人生哲学)

・Jiro Watanabe/Grundprobleme der Geschichtsphilosophie   P.167〜196 

(渡邊二郎/歴史哲学の基本問題)



JW. Jの会

故渡邊二郎先生を慕う哲学の会。渡邊先生は東京大学文学部、同大学院で学び、成城大学助教授を経て、東京大学文学部助教授時代にハイデガーの思想研究のためドイツ・フライブルク大学に留学。東京大学名誉教授、放送大学名誉教授。

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