2020.07.20 06:23令和2年7月26日(日)勉強会資料JW.Jの会員の皆様このたび7月の勉強会で司会を務めます内と申します。前回6月、矢野さんが行いました「現代人のための哲学」1章〜5章を受けて、引き続いて「第6章」を扱います。当初、「6章・7章」と併せて纏める考えもありましたが、渡邊夫人の提言をふまえ、それぞれきちんと切り分けて、かつて渡邊先生が放送大学で構成された講座「6章」を生のまま扱う形に変更し、「第7章 生きる根拠(渡邊先生の名著『自己を見つめる』の小聖書とも位置付けられる章)」については、次回8月、大本優花さんが心よく担当を受諾してくださる運びとなりました。誠にありがとうございます。さて、手がけてみるとやはり提言どおりに「第6章 人間の内面性」にしっかりと限定することの意義と重要性を思い知らさ...
2020.07.20 05:17わたしの“バイブル”〜『全集』のご紹介会員の土方さんより、常日頃から「バイブル」として親しんでいる、筑摩書房より刊行されている渡邊二郎先生の著作全集である『渡邊二郎著作集(全12巻)』の写真を送ってくださいましたので、ここにご紹介いたします。全集の編者として、「高山守・千田義光・久保洋一・榊原哲也・森一郎」各先生(掲載順)方が担当されております。これら“編者のことば”を一部引用し掲載します。編者のことば 『哲学者の条件とは何か。語学力、記憶力、読解力、論証力、文章力、これらすべてを完備しても、せいぜい大秀才どまりである。巨大な問題を掴んだら離さない執念と、この世を突き放して眺める精神の宏大さ。思索になくてはならないこの二つの資質が、渡邊二郎という人にはあふれていた。著者が専門とした近現代ド...